【パターン認識】カップ&ハンドル(カップウィズハンドル)解説

チャートパターン

伝説の投資家ウィリアム・J・オニールが好んだと言われているチャートパターンです。
カップの部分と、取っ手の部分でコーヒーカップの様に見える事から、カップ&ハンドルと言われています。

カップ&ハンドル(カップウィズハンドル)

チャートは負け組が動かす

まずは大衆心理から紐解きます。
チャート左側青枠部分の揉み合っている部分がありますね。
つまりここで、売り買いの攻防があったわけです。
この時、売っている人たちは万々歳ですが、買った人の心理はどうでしょう。
損切のできない多くのトレーダーは、青枠を下に抜けた事で、長い期間損失を抱える事となります。

その後、長らく耐えた損失をチャラに出来る千載一遇のチャンスがやってきます。
建値付近に戻ると、負けトレーダーの決済(買いの決済は売り)が入り、上値が重くなり下落して、ハンドル部分を形成します。これがカップ&ハンドルを形成する大衆心理の流れです。

仕掛け

①負け組トレーダーの建値決済を狙っての売り

カップの天井から5~10%程で反応することが多く、ここからプライスアクションを見てデイスキャ気味に入っていく事も可能です。ただしこれは逆張りになりますのであまり推奨はしません。

②売りシナリオの連中の建値決済に乗っかって買り

ロールリバーサルラインから売りシナリオを持っている人間も一定数います。
彼らもまた微損ではあるものの、思い通りにならずモヤモヤしている期間がありました。
そんな彼らの建値決済による買い注文が出るところで買う。
ここはわかりやすく行ける所ですね♪

③ピボットポイント抜けで買い

ハンドルを作り始めた時の高値をピボットと言いますが、この高値は高い出来高と共に抜けていく事が多く、ピボットポイントのブレイクは大変わかりやすいエントリーポイントになります。

④王道パターン

きっちりうわ抜けるのを待って、ロールリバーサルラインからの買い。
これが一番鉄板の形でしょうね。青枠のごちゃごちゃしてる所を捨てて、ここだけ取るでもよいと思います。

まとめ

負けている多くのトレーダーは、損失を認める事ができず、損切りの出来ない「プロスペクト理論」の罠にはまります。

一言に売買と言っても、
新規での売り買い利益確定での売り買い損失回避による売り買い
色々な立場、様々な事情のトレーダーがマーケットには存在しています。
さらに言えば、この三者の売買が同方向に揃った時、大きく相場は動くという事です。

マーケットは圧倒的に負けトレーダーが多く、チャートは負け組が動かしています。
チャートとはすなわち人間の恐怖と欲を具現化した図であるとらく太は考えます。

チャートパターンの性質を理解して、ご自身でトライ&エラーを繰り返したうえで、実際の取引にご活用ください。

 

更に掘り下げてカップ&ハンドルを知りたい方は以下の書籍が参考になります。

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