カジノ経営からFXの優位性を学ぶ

マーケット分析

FX関連記事を見ていると、
「優位性」という言葉をよく目にします。実際にらく太もこの言葉を多用します。
では、優位性とは具体的にいったい何なのか。カジノ経営を例に取って解説します。

カジノの持つ優位性

カジノ側はハウスエッジ(優位性)を有している

例えば、最もポピュラーなものとしてルーレットがあります。
1~36と0, 00の合計38個のマス目があり、ボールがどこに落ちるかを予想するゲームです
的中したら掛け金が36倍になり、外すと掛け金を没収されるシンプルなルール。

ここでカジノ側には0.00と云う二つの優位性が存在します。
配当される金額は36倍、でもルーレットで出る数字の確率は1/38です。
38個あるマス目の中で、0と00が親の目ですから、0と00にボールが入る確率は、

2÷38×100=5.26%

つまりカジノ側に5.26%のハウスエッジ(優位性)がある事が分かります。

例えば10,000円を掛け金として38回プレイした場合、理論上は1勝37敗ですから、
360,000円の利益、370,000円の損失となりトータルで10,000円の損失になります。

10,000÷38回の試行回数=263

言い換えれば、1回の参加で掛け金の他に263円の損失を毎回払っている事になります。

当然確率ですから偏りはありますが、多くのプレーヤーによって試行回数が増えれば、
大数の法則により、
90回ゲームを続けていれば参加者の68%がトータルで損失
360回ゲームを続けていれば参加者の95%がトータルで損失になります。

観光客がノリノリでカジノに言ったところですってんてんになるのも当然。
一回だけの勝負では勝った負けたの1/2の確率でも、大数の法則により必ずカジノ側が儲かる仕組みになっている訳です。

バカラのカジノ側の優位性は1.29%、
ブラックジャックのカジノ側の優位性は5.9%、
スロットマシーンに至っては期待収益率は8~15%

プロは確率を熟知している

上記では、カジノ側が持つハウスエッジ(優位性)について解説いたしました。
カジノ側がプレーヤーの勝った負けたに一喜一憂しないのは、確率という優位性を味方につけているからであり、それによって毎日毎月毎年、莫大な利益を生み出し続けるわけです。

つまりプロは確率を徹底的に研究し、その中にある確率的優位性を武器に戦います。
常に優位性あるプレイを継続する事でトータルでプラスになる事を理解しているからです。
だから一回一回のランダム性のある勝ち負けに右往左往しないという事ですね。

「負けた、へぇ~、はい次!まぁ最後には勝つから」ってなもんです。

これはFXトレードでも一緒の事が言えます。
FXは結局の所、自分の納得のいく複数の根拠を探すゲームです。
この根拠こそが優位性であり、それらを複数集める事でより強力な武器となります。

証券会社の持つ優位性

FXトレードにおいて、証券会社の持つ優位性はスプレッドになります。
証券会社もビジネスです。いちいち客の勝った負けたなど気にもしていません。
トレーダーの取引回数(試行回数)が増えれば、手数料でトータルでプラスになる事を知っているからです。

その中で勝ち続ける為には、業者を上回るような優位性があるトレードをしなくてはいけません。

さもなければ口座の資金を溶かして終わり。結果的に、多くの人達は一年以内に相場から退場してしまうのです。そうならない為にも、カジノ経営がごとくシビアに数字(確率)と向き合う必要があるのです。

まとめ

これらの優位性を自分の武器に取り入れるには、徹底的に検証作業をしていく他ありません。地道ですがコツコツとトライ&エラーを繰り返す事でしか、優位性は手に入れる事はできないのです。

一つの売買ルールにフォーカスし、リスクリワード比率を設定し、勝率を出し
それがトータルで勝てる手法なのどうかを何回も検証する。

「〇〇さんもそうだから」「そろそろ下がりそうだから」「うまい人が言ってたから」

こんなマインドのトレードは、無計画に金をばらまくカジノに来るパリピ観光客と一緒です。

いわばFXは、

優位性の持たない95%の人が溶かしたマネーを、優位性の持つ5%の人が総取りするゲームです。

もしトレーダーとして生計を立てたいなら、根拠ある優位性を味方につける必要があるでしょう。

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